2026年10月30日金曜日

 Napの考えること2026(その143)「AIと創造性」


AIの進化により恩恵も多い現代ですが、それを利用した犯罪も多くなっているのも事実ですね。とても複雑且つ、やっかいで恐ろしい時代とも言えます。


我々音楽の世界でもたくさんの恩恵があるわけですが、これもまた使い方を誤ると、根本的な創造性の喜びを、AIによって奪われてしまう危険性もはらんでいます。


ただ、個人的には、DTMでの一からの打ち込み作業から始めなくても良くなって効率的な作業が可能になった分、メロディーや歌詞、全体のアレンジに時間を割けるようになりました。また何かトラブルがあっても、AIで検索すれば、大概の答えが見つかるので、ストレスが相当減ったのも事実です。


また最近では、出演者の中にはすべてAIでアレンジを任せてオケを作る方もいらっしゃいますし、歌詞のヒントに使う方もいるようです。


どこからどこまでが正解で、どの部分まで関わるのかは、あくまでも個人の自由ですし、その方の判断であり、そのことによる創作姿勢への影響というのもやはり、それぞれの個人の求める着地点や方向性によって変わってくるものだと思います。


ところで、つい先日、その昔作った古い音源を聴く機会があったのですが。その素朴なギターの音色が、なぜかとても新鮮に聞こえました(苦笑)。ノスタルジックな気持ちも影響されたかもしれませんが・・・、まあ、自分の作った音に対しては、だいぶ肯定的に捉えてしまうものだな、と強く感じた次第です。


それと同様に、ステージで繰り広げられる各人が作り出した歌というものも、きっと自分の分身のように大切で愛しく感じているはずです。そのことは、プロはもちろん、アマチュアだって、誰よりもやはり自分の曲を一番に愛していることに、違いはないはずです。


だからこそ、AIとの付き合い方も慎重であるべきだし、自分の創作力を削ぐようなことにならないために、向き合い方(やり方?)も気をつけていかなければなあー、感じる今日この頃です!


さて、今年もあと2ヶ月です。寒さも増してきて冬の到来を実感しております。気温の低い日が多くなりましたが、せめて心には、どんな時も希望の炎を灯し、一歩一歩前にすすんでいきたいものです!!


お時間がある際は、いつでも真剣勝負のステージに立つ弾き語りアーティストがいっぱいの、白楽Napにぜひ遊びに来てください!!!


2026.10.30fri  冬近し秋の夕暮れ 白楽Nap 竹村龍彦 

2026年1月22日木曜日

  Napの考えること2026(その 142 )「心のエネルギー」

ご挨拶が遅れましたが、本年もよろしくお願い申し上げます!!

Napも通常ライブも始まり1月も中盤を過ぎましたから、すっかり正月気分も抜けまして、いつもながらの空間になりつつあります。そして、僕自身、皆さんのライブを聴くことで、だんだんと心のエンジンがかかってくるのを感じている次第です!


さて、お正月は皆様いかがお過ごしでしたか。僕はむしろ普段より忙しい日々だったなあ~、という印象が残るお正月でした。でもお節料理などこの時期にしか食さないので、それはそれで年一回のこの独特な時期の空気を楽しんだことも確かです。


そんなお正月。お餅なんかを食べながら思ったことですが、なんだか急に、人というのは、いや、動物すべてが、口から何かを入れていないと生きていけないんだな。だから何を食べるのかは本当に大切なんだよなあと、ふと思ってしまいました。


そしてそれと同時に、心のエネルギーを満たすことも、やっぱり忘れてはならないな。とも、考えました。


お正月というのは気分的にハッキリと仕事から離れるような気持ちになります。それこそ一年に一度くらいしか会わない人とも会うことだってあります。そんなこんなで個人的には音楽からすこし離れた生活空間に放り込まれる時間が多くなる時間が増えます。


そして、正月番組を見たり、出かけたりすることによっても当然に、違う脳を使い、違う思考能力を使っています。それはそれで新鮮ですが、それがだんだんと退屈感(そんな言葉あったけかな?)を感じてきて、早く音楽漬けの世界にもどりたくなったりします(苦笑)。


これはその昔、会社員だった頃に感じたものとすこし似ていて、音楽から一定期間、離れすぎたりすると、焦燥感のようなものが体にまとわりつくような感じになります。もしかしたら出演者の方の中にもそんな方が多いかもですが。


言い換えれば、それが心のエネルギーが減ってきたという警告のようなものかもしれません。心のエネルギーというのは意識しないと減っていることをつい忘れてしまいがちです。食事とは違って、腹減ったなあ、というような具体的な兆候が現れない分、やっかいなものだと思います。


じゃあ、心のエネルギーを満たすものはなんだ? と問われたら、やはり表現すること。芸術全般を指すのではないでしょうか。


小さな子供が誰しもが、目の前に白い紙やクレヨンなどがあれば、勝手に絵を描き始めたりするように、人間は持って生まれた芸術性(創造性)というものがあると思います。


しかし、大人になって世に出るようになると、だんだんと生まれ持った芸術性は萎んでいってしまう。それを仕事としている人なら別かも知れませんが、たいていの場合、能動的に動いていないと、創造性や芸術性といったものは心の隅に追いやられてしまいます。なぜなら、生きる上での優先順位の上に来ないから、と考えます。


でも本来、芸術性というのは想像することから生まれるのですから、とても大事なもので、人を思いやる気持ちだって育むことにもつながっているのだと思います。


だから心にエネルギーを常に貯めるためにも、うまいへたは別として、絵を描いたり、詩を書いたり、楽器を弾いたり、歌ったりすることはもっと積極的に能動的に自分に働きかけていきたいものです。もちろん、音楽を聴くだけでも相当なエネルギーとなるもの確かですね。


今年もNapは変わらず、音楽が好きなミュージシャンとリスナーを結ぶ場所のひとつとして、皆様に愛される店になることを目標に精進したく存じます!!

重ねて2026年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2026年1月20日  冬の寒さに負けるな己の心よ!白楽Nap竹村