Napの考えること2024(その138)「スクリーン」
今年は元旦の能登半島地震から始まり、その後の各地での地震や自然災害が続き、世界でも愚かな戦争が終わりを見せない等々、不確かな時代を予感させる出来事が続きました。
今日こうして2024年も無事に大晦日を迎えられることは奇跡的なことなのかもしれません。おかげ様で白楽Napはこの12月で四周年を迎えることができました。改めて多くの皆様に感謝申し上げます。
音楽は人間の心に、共感と癒しを与える力があると思います。人類皆兄弟という言葉があるように、音楽は世界と共有できる芸術の一つと言えます。もちろん音楽にも人それぞれ好き嫌いはあるにしても、たった一人だけにしか届かない音楽であっても、それは地球の重さ以上の価値があるはずです。
アマチュアのミュージシャンいえどもその世界の一任を果たしています。それを体現していると思います。僕自身もそうですが、一見地味な音楽活動のようにみえても、自分の人生にとってなくてはならないもの! そういうミュージシャンがほとんどです。キッパリ(笑笑)
今日もどこかの場所で様々な音楽が奏でられています。ステージに立って、緊張しながら演奏するミュージシャン、それを聞くリスナー。そしてそのライブ空間で浮かび上がってくるのは目には見えない、心に映り出されるスクリーンです。
ステージで奏でられるパフォーマンスによって、そのスクリーンに描かれるものは自由自在に変化を遂げ、まるで映画のように次々と場面が浮かんでは消え、また浮かんでくるのです。
何より素晴らしいのは、例えその歌が大観衆の中で奏でられたものでなかったとしても、その本質は何も変わることはなく、聴く者のたった1人の心の奥深くに直接届くということ。音楽で心を通わせることができる、ということ。それが音楽の力でもあり、マジックのひとつでもあります。
僕もかなりの音楽(オールジャンル)大好き人間なので、青い少年の頃から、そのことで随分と力や夢や希望を持って生きてきました。そしてそれは、今もこれからも、決して消えることのない世界ですから、大丈夫、未来は明るい! そう思ったりします。
閑話休題。
さて、今年の師走は日本海側では特に雪が多いようですね。僕の故郷秋田も大雪のようです。
皆様、風邪などひかぬようご自愛ください。そして楽しいお正月をお迎えください。
来年が皆様にとって夢のある日々が待っていることを祈ります。そして来る2025年が平和な一年でありますように!!
2024年12月31日 白楽Nap竹村・新山
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