2021年1月23日土曜日

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Napの考えること2014(#60-#65)





考えること(その65)「2014年 大晦日」


今日で今年も終わりになります。あと数時間で何か新しく劇的に変わるわけでもなく、日付が2015年1月1日になるというだけで、こんなにも一日の意味が違うのがなんとも不思議に思うのは今も昔も同じです。


しかし、365日が区切りなく何年も続くと思うとそれもなんだかなあ、って思うので、やはり区切りがあるというのは良いことかなと感じる歳に僕もなった気がいたします。


つい先日、Napも13周年を無事に迎えられました。改めて長くもあり、短くもあるなと感慨深いものを感じます。昨日は恒例の、マリンバ、スチールパン等々のプロの音楽家による演奏会で締めていただきました。


考えてみると、出演者のバリエーションは益々多岐にわたるようになりました。アマチュアの弾き語り中心はこれまでどおりですが、フラメンコや合唱団、ウクレレの方等々、まさに仕事冥利といえるもので、音楽のすそ野の広さを今もこうして勉強できる楽しさに恵まれた一年だったと思います。


改めて今年一年ご出演頂きました皆様に心より感謝申し上げます。

来年が皆様にとって音楽を楽しめる平和な一年でありますように!

感謝を込めて。

2014年12月31日 日吉Nap代表 竹村龍彦 スタッフ一同。  







考えること(その64)「竹原ピストルというアーティスト」



今年二回目の、「竹原ピストル」さんのワンマンが先だっての、2014.11.17(月)にありました。彼はNapが開店してまもなく出演してくれたアーティストのひとりで、初めての出会いは、野狐禅(やこぜん)というユニットでした。


まあ、それはそれは相当に強烈なライブだったことを今も覚えています。その頃まだNapは試行錯誤の時期でドラムセットも置いていました。当然、アコースティックというより、ロックバンドといえるようなバンドも出演していて、デビュー前の「レミオロメン」等々もこのステージに立ってくれました。


そんな中、当初の一年での出演者の中でも、竹原ピストルさんの声は一級品で一度聞いただけで身の毛がよだつとでもいうべき、圧倒的で強烈な印象を残したアーティストでした。


彼らはその時点ですでに大手の音楽事務所がデビューに向けてアシストをしていましたが、やがて正式に、ビクターからメジャーデビューを果たした後も、彼の音楽性やその音楽に対するストイックな姿勢は良い意味で何も変わっていないなと感じたものです。


そしてその数年後、ソロとなりフリーの身となって全国を回る中で、(このNapにも節目節目で出演してくれました)当初は自分で焼いたCDRを販売していましたが、やがてライブ会場での売れ行きに追いつかないと、プレス屋さんにCD制作を委託するのでした。その過程を見ながら、これが自主販売する者の本来の辿り方なんだとシンプルに感じ入ったものです。


この日のワンマンもこれまでのパフォーマンス同様に、音楽を糧とする者の姿、その姿勢、そしてその素質等々に個人的に思いを寄せる瞬間がたびたびありました。プロとは何か、音楽で人の心を躍らせることとは何か、そんなこんなの答えがここそこに漂っているような強烈なライブでした。


メジャーに復帰した今も、また、もし、しなかったとしても、「竹原ピストル」という稀有なミュージシャンは新たな世界を創造しながらいつも全心全力疾走で観る者の心の奥底を動かし奮わせるライブをきっとみせていたことでしょう。益々今後の活躍が楽しみです!

そして一ファンとしてこれからも微力ながらNapも応援していきたいと思います。


末筆とはなりましたが、改めてご来場くださった多くのお客様、スタッフの皆様、そして竹原ピストルさんに改めて感謝申し上げます。そして、13周年を迎えるにあたりとても感慨深い一日となりました。重ねてお礼申し上げる次第です。ありがとうございました。

2014.11.21 Nap代表 竹村龍彦







考えること(その63)「FAITH」



音のシャワーという言葉がぴったりと思うのです。たとえばこの小さな机に置いた二台のスピーカーからお気に入りのCDを聞きながらこうして文書なんか打っている時間。なんとも言えない気分で、いまどきもう使わないかもしれないけど、まさにゴキゲンな心持ちになります。


時間を作るのはいつもむつかしいと考えてしまうけど、ちょっとした工夫でなんとかなるもの。考え方を少し変えることで物事がちょっとずつ動くことがあるから不思議。頭を柔らかくするためにも音楽はやはり日常必要不可欠なものだと思います。僕といえば、どちらかというと古い曲(若かりし頃によく聞いた)に心動くことが多いですが、新しい音も多くの刺激を受けるから出来るだけたくさんなんでも聞くようにしています。


いまちょうど聞いているこのCDは、ジョージマイケルのソロファースト(FAITH)。きっと現代ではチープとしか言えないドラム音源なんかも僕には新鮮に聞こえてきます。音の処理も80年代後期のプリンス等々にも共通するテイストがあってとても興味深い。特に、6曲目の「HAND TO MOUTH」はイントロからこの時代の空気が満載でたまらなく素敵だ。この哀愁に満ちたメロディーに載せた歌詞がとてもシリアスなところなんかにも彼の天才的閃きを感じてしまいます。世界中で大ヒットしたアルバムなので知っている方も多いと思いますが、いま聞き直しても心躍る素晴らしいアルバムのひとつですね。


おっと、だいぶ話が脱線しましたが、つまり好きなことがあることは大事だなってこと(笑)です。そのための時間はたったわずかであったとしてもつくるべきなんだといまさらながら考えた今日この頃。


心地よい日差しも多くなってきて気持ちもすこし穏やかになってきそうな春になりました。ぜひお時間が許す限りNapにも足をお運びくださると嬉しいです。花粉も終盤の時期、どうぞ皆様もご自愛くださいませ! これからもよろしくお願い申し上げます。 

2014年 04月 13日






考えること(その62)「FISH RECORDS 配信スタート!」


昨日のかわさきfmを聞いてくださった方はすでにご存知かと思いますが、Napの母体レーベルである、「FISH RECORDS」は、4月度より準備を整え、5.10より、 iTunes storeを手始めに配信をスタートさせます。


これまで、2003年度より、主にNapのオムニバスアルバムとして、通算3枚の「原石」シリーズでのディストリビューターを通してのCD販売やそれに伴う、インストアライブやNapでのライブイベント等々、活動を主にCD制作に重きを置いてまいりました。


今後は、この時代の音楽ツールのひとつとしてすでに多くの方が利用する配信にも積極的に関わっていきます。とりあえずは、僕がよく知るミュージシャンの音楽であることが重要なポイントのひとつでもありますので、現在、Napに出演のレギュラーを中心に発信していきたいと思っています。


具体的な進め方については、4月に入ってから逐次、オフィシャルサイトにて発表させていただきます。これからの展開にもご注目いただけれると嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。

(FISH RECORDS プロデューサー 兼 日吉Nap代表 竹村龍彦) 

2014年 03月 26日







考えること(その61)「春一番!」


あっという間にもう春の訪れを感じる時期となりました。昨日は春一番だったらしく風の音が部屋の中までよく聞こえました。


平穏な年でありますようにと祈った元旦から、もう三ヶ月も過ぎたんですね。そして、世の中には相も変わらず様々な事が日々起こっていています。人工衛星みたいに宇宙ゴミを避けながらにアンテナを張り巡らさないと平和には生きていけない時代なのかと思ったりします。


しかし、世の中には力強く常に前向きに人生に挑んでいる人間も数多くいますね。僕の周りにもそんなたくましい人達が何人かいるのも確かです。


もちろん音楽も新しくて刺激的で幸せな気分を思い起こしてくれるアーティストがどんどん出てきて、やはり音楽は不滅なんだ、人間の素晴らしいところはこういった芸術を生み出す生物であるということなんだ、なんてちょっと大袈裟に考えてみたりして…。


ちょっと脱線気味な文章になりましたが、Napは今年の始めからプチリニューアルをノロマなカメの如く進めています。少しずつ少しずつではありますが良い意味で変化を遂げていければと目論んでおります。ぜひお時間のある時には足を運んでくだされば嬉しい限りです。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。 

2014年 03月 19日








考えること(その60)「あけましておめでとうございます。」


あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


自分の中ではいまだ2011年のインパクトが強すぎて、時間の流れがつかめないまま昨年もまた過ぎてしまった印象があります。


今年が皆様にとって平和で心穏やかに過ごせる一年でありますように!

そして、さらなる飛躍の年であることを心よりお祈り申し上げます。


新春のNap初仕事は、三日からとなります。

少しずつではありますが、良い意味での変化とチャレンジの年にしたいと考えております。

今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

日吉Nap 竹村 スタッフ一同 http://www.hiyoshinap.com


2014.1.19(日)には新春特別企画「NapCD見本市」もございます。ふるって皆様のご参加お待ちしております。(詳しくは当サイト、日吉Napをご参照くださいませ。)

2014年 01月 01日


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